地域自慢

地域自慢「真弓駒作りに挑戦!」を1枚にまとめました。クリックして見てください。 
     
 真弓駒は,常陸太田市の世矢地区に伝わる素朴なおもちゃです。もともとは,「源義家が奥州征伐の際,戦勝を祈願して真弓神社に神馬と由美を奉納したのが始まりとされています。(太田盛衰記より)その後,生き馬ではなく,馬の絵や馬の形を作って奉納するようになりました。徳川光圀の時代には,真弓町や亀作町の農家が農閑期の副業として境内で売っていました。
 ヒノキ材やスギ材の板を奴凧のような形に切って台にはめ込み,彩色し馬に見立て,下に4個の車をつけます。手綱を引っ張ると動く,素朴な玩具になります。
 日本三虚空蔵尊の一つといわれる那珂郡東海村の村松山虚空蔵尊の縁日(十三詣り)に売れ出された縁起物です。

◆ 調べてみようコーナー ◆

   

  
     ゲージを使って,板に真弓駒の本体と台の下図を描き,外枠の線に沿って糸鋸で切り出す。
   ○ 本体の頭部は,A駒頭部ゲージを本体部材に当てて,ほほ,たてがみの輪郭をかく。
   ○ 本体の足部は,D駒足部ゲージを用いる。足の線は4本手書きする。
   ○ 本体の尾の部分はC駒の尾ゲージを用い,井印や半月,花模様などの輪郭をかく。
   ○ 駒台の下図かきは,B駒台ゲージを使い,+印や四隅の半月の各溝をなぞってかく。
   ○ 糸鋸で切り出した後,本体の反対側にもゲージで模様をかき込む。

板の上にゲージをのせたところ


真弓駒に使う部品

  ここまでの作業は,毎年指導してくれる世矢公民館と真弓駒伝承講師の皆さんが準備してくれています。

 
   @ 部品を確認する。
   ○駒本体、駒台、車輪(4個)、車軸 32mm4本、くら(2個)、手つな(1本)、 鈴1個、38mm釘2本

  A 色塗り作業をする。
   ○駒本体の両側を色塗りする(顔部分は色塗りせず、目はまん丸にしないこと大切)
    注)始めに駒本体(顔は塗らない)、と駒台を黄色で塗り、乾かしてから次に進む
   ○駒台に色塗りする。
   ○くらと車輪を色塗りする。
                

       
       

 
  B 組み立て作業をする。
    ○駒本体と駒台を下穴に合わせ、釘をハンマーで打ち接合する。
    ○駒台に車輪を下穴に合わせ釘で接合する。(釘は車輪が回る深さに打つのが大切)
   ○くらを駒本体にはめこみ、ボンドで
接着する
    ○駒本体の顔部分の小穴に「手つな」用の赤いをとうして先を結ぶ(鈴は自由)
       

 

 
 完成した真弓駒は,車輪がついているので走らせたりして遊ぶことができます。きっと昔の子どもたちの楽しいおもちゃだったのでしょう。世矢公民館と真弓駒伝承講師の皆さん,指導してくれてありがとうございました。
 
  • 色塗りの時に,細かなところがあったので,とても苦労しました。でも作り終わったあとは,とても達成感がありました。
  • 真弓駒を作ってみると思っていたよりも難しかったです。色を塗るときははみ出したり,にじんだりしてしまって大変でした。けれど,地域の方が教えてくれて完成しました。できたときにはうれしかったです。
  • 色を塗るときも,細かいところを塗るのが大変でした。組み立てをするときも大変だったけど,おじいさんやおばあさん達が教えてくれたので,助かりました。
  • 真弓駒を作るとき,駒に色を塗るのにとても細かい作業で大変でした。こまに色を塗ることで,なにもついていなかったものが,色とりどりに色づいて華やかできれいになりました。
  • 地域の人たちにわかりやすく教えていただいて何とか完成しました。なんといっても一番難しかったのは,色染めです。ほぼ,赤と緑と黄と黒の4色しか使わなかったけど,繊細でとても大変でした。作れて良かったです。
  • 真弓駒は,まず色を塗るのが難しく,丁寧に色を塗っていくと「こんな感じなんだなあ。」と思い,はじめて組み立てをしていくうちにどんどん楽しくなって完成したときは,とてもうれしかったです。
  • ぼくは,真弓駒を作って,とても難しいと思いました。なぜなら,組み立てるのも複雑なのに,色を細かい筆で塗るという作業をしなければならないからです。伝統のある真弓駒を作れてよかったです。